種類

バッグは幅広くデザインや種類はたくさんありますが、用途やロケーションによって使い分けるのは難しいですよね。いつでも、どこに行くときも同じバッグということは、ないとは思いますが、使い分けがあいまいだったり、このバッグっていつ持っていけばいいんだろう?と思うこともあると思います。まずは、バッグの種類やその特徴を押さえておくことが重要です。

  • クラッチバッグ

    クラッチバッグとは、肩紐(ショルダー)や持ち手(ハンドル・スナップ)が付いてなく、肩にかけたり、脇で抱える、手に持つタイプのバッグです。小さいのでちょっとした外出の時や、大きなカバンのなかにいれる人もいます。一般的なサイズのクラッチバッグは、タテ10~15cm×ヨコ20~25cmくらいと考えてみましょう。最近は小さなハンドルがついていたり、肩紐が取り外しできるハイブリッドタイプのデザインも多く見られます。もともとパーティーや結婚式などのオケージョンシーンに使われていましたが、今は普段使いもされています。

  • ケリーバッグ

    蓋に鍵が付いたデザインのハンドバッグで、もともとエルメスによって作らましたが、現在は多くのブランドで見られるデザインです。ケリーという名前は、女優でモナコ公妃だったグレース・ケリーが愛用してたことから。ソフトなフォルムの「内縫い」とシャープな仕上がりの「外縫い」とで大きく二種類に分かれ、「ミニミニケリー」といわれる15を含めると35までの6つのサイズが展開されています。

  • ショルダーバッグ

    ショルダーバッグとは、その名の通り、肩にかけるタイプのバッグのことです。ほとんどのバッグが、紐の長さを調節できるようになっています。バッグの大きさは様々で、男女ともに使います。

  • エンペロープバッグ

    エンペロープバッグとは、バッグの口が封筒のかぶせ蓋になったデザインのバッグのことです。クラッチタイプが主流ですが、最近は手持ちがついていたり、肩紐が取り外しできるようなデザインも多く見られます。 主に、MacBook AirなどのノートPC、iPadを入れたり書類を持ち歩いたりすると良いでしょう。あまり分厚いものなどを入れると、バッグのシルエットが崩れるので注意しましょう。

  • アコーディオンバッグ

    アコーディオンバッグとは、底や脇がアコーディオンのような形をしていて、厚みが調整できるようになったデザインのバッグのことです。

  • テリーヌバッグ

    テリーヌバッグとは、底にマチがあり、平らになった半円形のバッグのことです。半円形といってもかまぼこに近いですね。持ち手が丈夫で実用性が高く、口が大きく開くことが特徴です。フランス料理のテリーヌに似ていることが由来です。

  • トートバッグ

    トートバッグのトート(tote)とは、「運ぶ、携帯する」を意味します。持ち手が長く、四角い形状で、口が大きく、物が入れやすいのが特徴です。目いっぱいものを入れることが目的なので、シンプルなデザインが多いですね。生地にも様々な種類があり、皮製品・布製品がありいろんなロケーションで使用することができます。

  • ボストンバッグ

    ボストンバッグとは、旅行用よく使われる手提げカバンのことです。ボストン大学の学生が愛用していたことからこの名前がつきました。底が長方形で、たくさん荷物を詰めこめるのが特徴です。男女どちらとも使われています。大きさはさまざまで、旅行に限らず普段使いも多く見られます。